世界のお土産マナー集―シンガポール編

文化のコラージュ都市・シンガポール



マレー半島の突端に位置し、海に囲まれた国・シンガポールは、琵琶湖とほぼ同じくらい(704?)の大きさで、その恵まれた地形により貿易中継港として栄え、多民族が流入してきました。



マレーシアより独立して45年と比較的若い国ですが、近年、一人当たりの国民所得はすでに日本を抜いており、経済成長目覚しく、摩天楼と美しい庭園があふれる国際都市へと発展を遂げています。



中でも、華僑は大きな成功を収め、中国系77%と最も多く、次いで、マレー系14%、インド系8%、その他1%となっており、公用語は英語、中国語(北京語)、マレー語、タミール語の4ヶ国語。多民族が混ざり合った、いわば文化のコラージュともいえる独特の文化を作り上げています。



そのひとつが英語をベースにしたシングリッシュといわれる言語で、英語に中国語、マレー語などが交じり合ってできています。



3つほど例をあげれば、

1.語尾にLah(ラ)やLeh(レ)をつけるのは中国語の影響。

  日本語だと「〜ね。」ぐらいの意。

2.マレー語のmakan(食べる)と英語のgoを合わせて、

  Go makan?(ご飯食べに行く)

3.thとtの発音は同じで、

  Ting ting and ting(thinkと同じ),「考えに考えに考え抜いた」



言葉は時代や環境とともに変化していくもので、どれが正しいということはないと思います。

「郷に入っては郷に従え」のことわざ通り、バリバリのシングリッシュを操る日本人がいてもあり!ですね。



また、食事ひとつとっても、宗教の違いから、牛肉を食べない中国人や、豚肉を食べないマレー人など、多民族、多文化が共存しているところが人種の交差点らしく、興味はつきません。


マーライオンはパワー・スポット?



シンガポールといえば、マーライオンが有名ですが、マリーナ湾に向かって立つマーライオンは風水の考え方から気の流れが良い場所とされており、体調がすぐれないときや、気持ちが落ち込んでいるときにたずねると元気になると評判だとか。



伝説によれば、シンガポールの名は、スマトラの王子・サン・ニラ・ウタマがこの地に上陸した際、珍しい動物に遭遇し、それはライオンだと現地の人に教えられたため、シンガ・プーラ(サンスクリット語でライオンの意)と命名したと伝えられています。



いわばライオンはシンガポールのシンボル。上半身はライオン、下半身は魚のマーライオンには、建国のパワーが詰まっているのかもしれません。




グレートシンガポールセール



毎年5月から7月の2ヶ月ほど全土のショッピングセンター、デパート、ブランド店、ショップなどで行われる大規模なセールで、割引率はなんと70%。ショッピング好きならこの時期にたずねるのがベストでしょうか。



チューイングガムは持ち込み禁止


ごみのポイ捨て、ツバ吐き、喫煙場所以外での喫煙は禁止されており、違反は罰金です。



また、チューイングガムは国外からの持ち込み禁止になっており、国内でも製造されていません。
交通機関内では、キャンディを食べることも禁止されていますので、要注意。

シンガポールへのお土産は?

日本のデパートやユニクロ、100円ショップのダイソーなど日系企業日系企業が進出していますので、下手に100円ショップのもので済ますと逆効果です。


中国系の方へのお土産なら、時計関係はNGですが、
民族に関わらず喜ばれるのは、お菓子。



また、ちょっとしたプレゼントならきれいにラッピング
された物などが喜ばれるようです。



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