祈りをこめて - yfb03112のブログ

今日の日経新聞夕刊によると、歌手の谷村新司は、
25日に中国・北京で開催予定だった日中国交正常化40周年記念コンサートが
中国側主催者の要請で延期になったことを受け、次のように語ったという。

「政治や経済が止まったとしても、最後のとりでが文化。
文化交流を途絶えさせてはいけない」と。

然り！

谷村新司といえば、上海音楽学校の教授に就任して、
長年、日中交流の架け橋となったきただけに、心中複雑な思いであろう。

尖閣の報道に、政治や経済は別として、心を痛めている人は少なくないと思う。

多くの国際交流団体に、お土産（みやげ）を買っていただいている当店とて
他人事ではない。

尖閣の問題で、交流事業が延期になったという話も聞く。

日本文化はそのほとんどを中国にルーツを持つ。
こういう時期だからこそ、文化というそれこそ最後のとりでを
大切にしなければならないのではないか。