行ってきました！若冲が来てくれましたプライス・コレクション

７月２７日に、福島県立美術館へ「若冲が来てくれましたプライス・コレクション」を見に行ってきました。

東北の方たちを力づけたいというプライスご夫妻の強い要望で実現した東北巡回展も、この福島が最後なので、すべてを投げ出して、出かけてきました。

無理しても、行ってよかった！

信夫山を借景に、森に抱かれた県立美術館にまず圧倒され、
中に入れば、垂涎ものの若冲や抱一、其一など、私の好きな作家がずらり。

至福の３時間でした。

初日に出かけたのは、プライスご夫妻の講演があったからなのですが、
開演30分前に行ったにも関わらず、長蛇の列で、会場には入れませんでした。

私の前に並んでいた方は、このために北海道から飛行機で来たそうで、
とても怒っていました。

美術館側でも、配慮してドアを全部開けてくれ、
プライスご夫妻の熱のこもったお話をなんとか聞くことが出来ました。
ご夫妻揃って、美しいものが好きというのは、なんと羨ましいことでしょうか？

プライス氏の好きな絵を集めたら、若冲だったというのは説得力あります。
若冲は不思議な力を持っているようで、僭越ながら私も同様の思いを感じています。

プライス氏と違う点は、手元にあるのではなく、美術館や本で出会うのですが（笑）

対象物をとことん見きって描いた絵は、見るものを圧倒します。
細密に細密に、かと思えば、「伏見人形図」のように、
まるで漫画のような、心で描いた絵も。

好きです、若冲！

日本のおみやげ.comでは、残念ながら、若冲作品の取り扱いはないのですが、
どこかで買いたい！