ボールペンの名入れは、手法により変ります。

名入れボールペンのお話です。

特別な記念として、ボールペンに名入れして贈り物にしたいという
ご希望をよくいただきます。

今日も、日本のおみやげ.comで扱っている、
蒔絵ボールペン「春秋」か、蒔絵多機能ペン「桜」のどちらかに
名入れしたいので、10本あたりの料金を教えてほしいというお電話がありました。

値段から比べると、「春秋」は2100円、「桜」は3150円で、
1000円の差があります。
機能的にも「桜」は3種類に使えて、便利です。

さて、名入れ料金は？
「春秋」は版を作り、一点ずつ蒔絵の手法で名入れしていきます。
版代が6300円、名入れ工賃1点あたり63円で、
名入れにかかる料金は、6930円。

一方、「桜」は、版は作らず、電子彫刻で1本ずつ名入れしていきます。
名入れ工賃は1本あたり630円。
名入れにかかる料金は6300円。

若干、電子彫刻のほうがお安いです。

これが、100本になると、「春秋」12600円、
「桜」63000円で、逆転します。

本数が多くなると、版を起したほうが安く出来ます。

分岐点は11本、11本で料金が同じになりますから、
12本以上だったら、版を作ったほうがお得になります。

なかなか悩ましいですが、
出来上がりの特別感を考えれば、おおいに悩みたいものですね。

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